城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

アンギアーリという街をご存知でしょうか?
観光ブックにも紹介されていないこの城壁の町でのんびり滞在してみませんか?
観光客も少ない城壁に囲まれた街・アンギアーリは高台にあり、中世の面影が今でもしっかり残っています。 城壁の内側から見るトスカーナの景色はミケランジェロ絵画「アンギアーリの戦い」の舞台を想像してしまうような平原が続きます。 また、2001年に設立された「イタリアの最も美しい村」協会が厳選な審査のもと、認定するイタリアの美しい村にアンギアーリは認定されました。 アンギアーリに滞在しながら更なる田舎へ訪問!イタリアでオリーブの搾油所へ行って農家満喫プランです。 こんな珍しいイタリア旅行 体験してみませんか・・・

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

アンギアーリの歴史

広大な平野が広がるアンギアーリは、1440年のフィレンツェとミラノの戦いの舞台。 この村で起こった戦いがモチーフになっています。
レオナルド・ダヴィンチが請け負った、1503年フィレンツェヴェッキオ宮の500人の大広間の壁画「アンギアーリの戦い」は下書きで未完のままに終わりました。 今でもジョルジョヴァザーリが描いた壁画の下に眠っていると言われるもの。 ヴァザーリの絵をとって、ダヴィンチ絵画を掘り起こす話があるとか。

「アンギアーリの戦い」はその後、ルーベンスによって模写されました。 「アンギアーリの戦い」の製作時期は、なんとダヴィンチが有名な「モナリザ」を製作し始めた頃、 ミケランジェロが「ダビデ像」を作っていた頃と重なります! 中世時代を想像しながら、アンギアーリの町を散策してみましょう。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

トスカーナのオーガニックワイナリー訪問&テイスティング!

せっかくイタリアに来たならトスカーナのワイナリー訪問してみませんか。 広大な葡萄畑を実際に見学して、そこでいただくワインは格別なものです!

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

こちらのコースでご案内するワイナリーはオーガニックワイナリー。 1926年創業からブドウ栽培と、高品質のワイン醸造に力を入れている家族経営の農業会社 トスカーナ州アレッツォ北部郊外にあるなだらかな丘、海抜200~500mの2つの丘陵に50haの ブドウ畑を所有。3代にわたってワイン醸造に情熱を注いでいます 全ての畑は、ブドウ栽培に好条件な位置に恵まれ、葡萄の光合成づくりによりよい環境となっています。 その上、風の恩恵を授かり、また粘土質、砂質、砂利質、石が多いなど、ブドウ栽培に重要な要点を備えた土壌となっています。

オーガニック

2002年から自然派オーガニックワインを造っています。 そのとき、全ての化学的なもの、殺虫剤などの使用を止めました。 庭造りも全てナチュラルなもの、そしてオーガニック製品を使用しています オーガニックの原則、環境保護とも融合、節水、節電、再生エネルギー製造、ゴミの排出に注意し、 リサイクルにも勤めています

ワイン製造

サンジョベーゼをはじめ、土着品種に焦点を当て、典型的なキャンティ、キャンティスーペリオーレ、 ヴィンサントを製造。 土着品種だけではなく、いくつかの外来品種もあります。 手摘み収穫後、ブドウの状態のよさを保持しながら、即時にワイン醸造に入ります 2001年に建設されたワイナリー。 現代的スペースでは、温度管理された先端技術を行くステンレスタンクが並び、 他の場所では、伝統的なオーク材大樽を備えています。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

これは5月頃の葡萄の実です。 葡萄の収穫は8月末~9月中旬頃。4月頃から小さな実がついてきます。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

ワイナリー敷地内にあるオーナーのお宅。絵になりますね~ ワインのテイステイィングは工場内のお部屋でいただきます。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

ワイン醸造は、添加剤の助けをなしに行なわれ、ステンレスタンクの温度管理を巧みに操作することに よって行なわれます。 ワインの保存、安定に必要な、硫黄の使用限度に注意を払い、二酸化硫黄(SO2)はオーガニックワインの使用限度よりも低量です。 ヴィンサントは、より厳選した葡萄を使用し、葡萄の水分を4ヶ月蒸発させ、濃縮された甘い果汁をプレス抽出、カラテッロという木の小樽にて5年間熟成させます。

製造ワイン 赤ワイン サンジョベーゼIGT、キャンティDOCG、キャンティスーペリオーレDOCG、スーパータスカンIGT
白ワイン 在来種IGT、シャルドネ100%IGT
ヴィンサント1種  
保有品種 在来種 サンジョベーゼ、カナイオーロ、チリエジョーロ、マルバシアネーラ、マルバシアビアンカデルキャンティ、トレッビアーノトスカーノ、グレケット、サンコロンバーノ
外来種 メルロー、カベルネソーヴィニオン、ピノグリージョ、ピノビアンコ、シャルドネ、トレミネール、マンゾーニ交配種

ワインテイティングタイム!

ワイナリーを見学した後は、テイスティングタイム! どれもこれも特徴を備えたワイン。土着にこだわったワイン、トスカーナの土壌で外来種ワイン どれもおいしいです、生産者のワインにかける情熱が伝わってきます

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

こちらのお部屋でテイスティングを行います。 テイスティングは3種類のワインにここの農業会社で製造されるオリーブオイルをパンにかけたもの のブルスケッタが少々つきます

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

こちらでは自家製の加工品なども販売されています。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

大自然に囲まれたすばらしい環境。ここだったら、おいしいワインができるのは間違いないと思わせるような環境です。自然の音しか聞こえないブドウ畑がひろがっています。

300年伝統農家 <現在引っ越しのため休業中>

一里離れた標高850mのところに住むカルビ一家(300年農家)
ここは80%自給自足の農家。 家畜、野菜、穀物類など3世帯家族が代々伝統を受け継がれ今でも農家を切り盛りしています。 そんな伝統農家に訪れ、季節の農作業を体験し農家の家族と一緒にランチをする!そんな貴重な体験してみませんが。 日本でもこんな体験なかなかできないことと思いますが、イタリアでも簡単に訪問できるわけではありません。

ここ300年伝統農家にのびのびと暮らす動物たち。まずは・・・ニワトリにカモ、アヒル

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!
城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

産まれたばかりの子ヤギ・農家の山でのんびり暮らす羊たち

マレンマ牛(毛はグレーで、角が特徴)  トスカーナ地方の海沿い原産のマレンマ牛は絶滅危惧され、国から補助金が出始めたそう。 (そんなに、たくさんの補助金ではないですが。) 農家では、キアナ牛の種牛が居ますから、キアナとマレンマの掛け合わせの子牛です、色はすっかりキアナの子牛のようです。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

農家の自慢の料理を堪能

薪ストーブと石窯調理で行った料理の数々
手打ちパスタと野生のウサギ肉や牛肉を混ぜたミートソース、農家の自慢のトマトソース、2種類のソースで頂くパスタとマルゲリータとジャンル―カが仕込んだ生ハム

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

メインは鴨とうさぎ肉の石窯ロースト いつもながらの絶品!お肉の品質がいいし、石窯でゆっくり調理!最後はドルチェ(デザート)

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

農家の家族と一緒にランチ。また、帰ってきたくなる暖かい農家家族です。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

「レダのオリーブ搾油所」訪問と料理レッスン!

今年のオリーブ、昨年の冬の寒さの影響で実のつきがいまひとつの場所が多いとか。。 オリーブは、冬の間も葉っぱの色を変えずに緑色。 冬に葉っぱの色を変える木は、寒さに強いそう。 オリーブのように、冬も、葉っぱが緑色のままの木は、寒さに弱いとか。。 冬も緑の葉っぱを持つ木でもトゲトゲ系(松や杉)、これは強いそう。
さて、新発掘の楽しい体験のお知らせです! こちらアンギアーリにある現代的な搾油所

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

搾油所内の様子、オリーブ収穫(ここの搾油所は10月後半から稼動予定)時期に備え すっかり掃除も終えて、きれいで清潔な匂いがしていました。

最近イタリアで活発な動き、それは、fattoria didattica(農園での課外学習) ここの搾油所でも、学校やプライベートの子供たちを、沢山受け入れています よって子供用の説明書きが、所々に見られます (オリーブが、自分を洗っている、かわいい絵!)

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

メガネをかけた彼女が、搾油所の娘のレダ、隣はお母さんのリリアーナ 子供はジュセッペ君、お菓子レッスンにやってきた生徒さんです 搾油所は家族経営、レダのお父さんとレダのご主人、レダお母さんで切り盛りしています。

レダは、とっても子供好き! それを何かの仕事にしたいとおもって始めたのが、子供のための料理レッスンでした。 搾油所の中にレッスン用のキッチンを併設し、そこで子供や大人に料理やお菓子作りを教えています

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

ここでは、パンレッスンもやっています。 酵母は、彼女が育てている自然酵母。 小麦粉は、ここの農園で作った小麦粉を石臼で挽いたものを使っています。 あと、グリッシーニなど、小麦粉で作ったカリカリ系も製造販売 オイルは、もちろんこちらの搾油所で製造されたエキストラバージンオリーブオイルを使っています。 自然の味でとても美味しかった!

農業が農業だけでなく、いろんなアイデアと共に、観光業界や学校関係などと結びつくことが普通になってきたのはとても喜ばしい話。

料理レッスンのサンプルメニュー

★使う材料 小麦粉、オリーブオイル、クオリティーの高い、安心素材を使います パン、ピザ、フォカッチャは自家製の自然酵母を使用 ★テーマを決める 小麦粉製品とオリーブオイルのプロですからレッスンはもちろん、それに絡めたレッスン

1日目 タリアテッレ(手打ちパスタ) 天然酵母の自家製小麦粉を使ったパン(食事のときに豚加工品と一緒に頂きます) エキストラバージンオリーブオイルのドルチェ
2日目 ラビオリ(手打ちパスタ) ピッツァ (やはり天然酵母と自家製小麦粉) オリーブオイルのタラッリーニ(輪状の塩系ビスケット)
3日目 ブリンゴリ(でました!アンギアーリのローカル手打ちパスタ!) フォカッチャ(天然酵母と自家製小麦粉とオリーブオイル) ジャム入りビスケット (もちろんオリーブオイルで!)

といった感じで・・・パンのレッスンやピザのリクエストも、よく頂きますので こんな組み合わせでレッスンができるとなかなか楽しいと思います! 3日間通うと小麦粉系が、かなりレベルアップしそうです! しかも、体に優しいものばかり! レダは、小麦製品とオリーブオイルを、産直市で販売しています。 パンもグリッシーニも、とても美味しく小麦粉自体が美味しいので、噛むほどに味があり カリッとした仕上がり、プロの味です。

中世の面影残るアンギアーリにあるアグリツーリズモ
(アンギアーリはイタリアの最も美しい村認定の村)

アンギアーリにあるこちらのアグリツーリズモは2007年7月に開業したアグリ。
元はタバコ農家でしたが、お父さん、お母さんの長年の夢だったアグリツーリズモ経営を会社員の息子(アンドレア)が手伝う形で実現しました。 こちらのアグリは家族経営:お父さん、お母さん、おばあちゃん、息子の4人家族です。

30ヘクタールの麦、干草。干し草は動物の飼料用、大きな動物はアグリにはいないため販売用です。 他、オリーブ600本、ブドウ畑1ヘクタール、野菜畑、 フルーツ(さくらんぼ、イチジク、あんず、他・・・アグリでジャムを造ってます)。 全て有機栽培になります。 2階建ての建物で客室は5部屋あります。全室の暖房は地下にある薪ストーブで全館に暖房がいきわたるようなっていて驚き、薪は自営の森林からもってくるのでタダだとか。このアグリは丘の上にあるため周りの景色が最高!

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

朝食には自家製ドルチェ、パンと自家製ジャム、自家製ビスケット、ミルク、コーヒー、ティー、 フルーツジュースなどが用意されます。 要望があればサラミや生ハムやチーズの朝食も可能(別途800円追加) キッチンつきの部屋では、食事は自分で作ることができます。
アグリは自家製のオリーブオイルを作って販売もされています。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

アグリ滞在中にはオーナーが栽培している無農薬野菜を自由に収穫し料理に使うことができます!

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!
ワインも自家製、野菜はすべて畑で作っています バターをあまり使わないトスカーナの伝統ケーキ

どんなお部屋?

キッチンつきアパートメント 2部屋(食器からコーヒーまで揃っています) 他キッチンなし3部屋(ベットは部屋別にタイプがあり、ダブル、ツイン各部屋には専用バスルームあり、サロンは共同)  バスタオル、フェイスタオル、石鹸、シャンプー、ドライヤー揃っています。

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

滞在中には…

その1:歩く
アグリから歩いてアンギアーリチェントロまで10分以内。
城壁の中はおとぎの国のように小さくてかわいいまち
城壁の外から眺めるアンギアーリの町並みはとってもロマンチックです

その2:公共の交通機関で出かける
★バスを使って、ミケランジェロの生家があるカプレーゼミケランジェロ村へ
(片道バス乗車時間約25分)バス時刻表>>>
現在、生家はミケランジェロ博物館になっています。

★バスを使って、サンセポルクロへ(片道バス乗車時間約12分)
中世画家ピエロデッラフランチェスカ生誕の地、市立美術館には有名な数点の作品があります

城壁に囲まれた街、中世の面影残るアンギアーリの旅!

「アンギアーリ」で歴史とオリーブの伝統に浸る旅 サンプル日程
2泊3日旅日程

1日目 アレッツオ駅到着。 日本人アシストとタクシーにてアグリへ送迎。
アグリにてディナー(トスカーナの家庭料理を楽しんで下さい)

***オプション***
アレッツォ駅到着後、ワイナリー訪問&ワインティング
(葡萄畑見学&3種類のワインのテイスティング)
料金: 別途お問い合わせ下さい
2日目

終日: フリー

★ オプショナルツアー
①羊飼いの農家訪問+そこで造る農産物のランチ →ブログをご覧下さい
②レダのオリーブ搾油所訪問&料理レッスン
オリーブオイルテイスティングができます) 小麦粉を使ったレッスンなど事前にリクエスト承ります。

アグリにてディナー

3日目 朝食後、チェックアウト。
覚寺にてアレッツォ駅へ
(タクシー又は公共バスにてアレッツォ駅へ移動が可能です) 
* タクシー代やバス代はお客様ご負担となります。

「アンギアーリ」で歴史とオリーブの伝統に浸る旅2泊3日料金

料金適用期間:2020年04月01日~2020年10月31日まで

2名様の場合(2名様は2名様1室) おひとり様 53,000円
1名様の場合 おひとり様 68,000 円

2泊3日に含まれるもの

ヴィラでの滞在をもっと楽しめるプラン!

  • 『料理教室』
    アグリにて夕食に向けての料理レッスンご希望の場合は
    差額追加代金: お1人様 3,500円追加となります。
  • 『延泊プラン』
    1泊につき(朝食付) 2名様の場合:おひとり様 9,800円/ 1名様の場合:16,000円
  • 『アンギアーリ発モンタルチーノドライブ』
    54,000円(車1台の料金)
    (例:2名様の場合 おひとり様27,000円) モンタルチーノ(ワイナリー)コース5時間ツアー
    ※日本語アシストは同行致します。
  • アグリツーリズモ滞在2日目は、別途追加代金にて予約致します。<日曜・イタリアの祭日は不可>
    ●羊飼いの農家● レダのオリーブ工房での料理レッスン
    * オーガニックワイナリーはアグリ到着又は出発日のアレッツォ駅とアグリ間送迎途中にご案内致します。 (別途追加代金)